活動レポート
【開催レポート】スタートアップ・ユースキャンプ大同窓会
12月28日(木)、名古屋市内のシェアスペース「madanasaso(マダナサソウ)」にてスタートアップ・ユースキャンプ第1期生から今年度の第3期生までが一堂に会した大同窓会を開催しました。
司会進行は第2期生の原田叡心琉さんと第1期生であり終了後は学生メンターを務めた井上創太さん。同窓会当日の内容を考えたり備品の手配をしたりと、二人が中心となって参加者が盛り上がれるように準備を進めてきました。
同期の修了生同士では会話が盛り上がるものの、期をまたいでの交流は初めてという人がほとんど。そのことを想定して、この日のために原田さんと井上さんはインプロビゼーション(即興演劇)の手法を取り入れたミニゲームを用意してきました。 参加者で輪になって、名前を呼びあったり全身で動きをつけたりと、自然とコミュニケーションが促される仕掛けになっており、二人の狙い通り参加者同士で打ち解けることができました。
会場が温まってきたところでプログラム終了後の活動状況や現在の心境を共有する「フィッシュボウル」という形式のワークショップを行いました。
第3期生からは「プログラム参加がきっかけで進路が定まり大学に推薦合格した」「スタートアップ先進国であるフランス留学を計画中」「東海学生AWARDなどとにかくピッチ大会に出場して忙し過ぎた」といった近況報告があった一方、第1期生・第2期生からは「madanasasoに通いながら学生起業の準備を進めている」「個人事業主として法人登記を予定している」「部下のような仲間ができてバーを開業予定」など次のステップに進んでいるというコメントもありました。
続いて「madanasaso」の施設見学。プログラム内で起業家コーチを務めていただいた水谷岳史さんと藤田恭兵さんが共同代表である株式会社On-Coが運営する、世の中に「まだない」ものを生み出そうという志を持つ人の拠点として立ち上げられた施設です。
現在は、建て替えなどで廃棄される石膏ボードやコーヒーかすをアップサイクルしたインテリアの商品開発を進めているそうです。
藤田さんと一緒に、第3期生でありプログラム終了後に自身のプロジェクトの相談で定期的にここに通っている松ケ下旺駕さんが施設内を案内。
完璧な案内に藤田さんも感心していて、松ケ下さんはすっかり「madanasaso」の住人のようでした。
その後は歓談の時間。ソフトドリンクやお菓子を囲んで、閉会の時間ぎりぎりまで語り合っていました。
プログラム終了後に夢に向かって邁進している人や、大学受験で一時的に活動を中断している人、他の修了生の近況を聞いて刺激を受けた人など様々だと思いますが、皆さんの今後の活躍が楽しみです。